ヨーロッパではピアンテ・マ-ティ社の高品質な植物に対する信頼は厚く、多くの有名なデザイナー・建築家・造園家が注目している。
依頼に対して植物の調査・選択(栽培技術・移植システムにおける4特許証明証、特殊品種7種に対する植物学特許証取得の上)を行う。育成環境における困難な状況での植物の定着・成長、及び植物の質の向上技術研究、都市環境・工業地域等の環境において利用できる植物の検討などリサーチ結果や植物学的な知識をもつ。
広範囲にわたる樹種・針葉樹(H=2.0~12.0m)を中心に自然環境で育成した低潅木・花潅木、バラ各種の他、観賞用テラコッタ鉢植柑橘類、生垣やオーナメント用常緑低木をもつ。
特に都市環境での使用にふさわしい根鉢をもつ樹種(スモッグや埃の中で根や葉、樹形として耐えられる樹種)や、このような特殊根鉢をもち且つ自然樹形を保つ育成技術をもつことが挙げられる。
「ピアンテ・マ-ティスタジオ」は母体である「マ-ティ・グループ」共同会社数社の中の一社であり、多種のサービス・デザインを提供するための事務所として創設された。
現在、環境デザイナー・建築家との共同設計による個人邸庭園設計、植生環境における指導・監督を中心に活動している。イタリアの庭園伝統文化の伝授目的での企画製作・記事・出版事業に加え、インターネットホームページも充実している。
近年の主な作品に以下が挙げられる。
Gucci(グッチ)邸における庭園計画提案(フィレンツェ)
Marchesi Antinori(マルケージ・アンティノーリ)の農業関連企業の為の多くのプロジェクト進行中
サルデーニャ島海岸沿い斜面地の計画
「第25回Pescia(ペーシャ)花と植物のビエンナーレ」企画(ピストイア)
「ユーロ植物001年」(ジェノバ)
ピストイア種苗園企業協会提供エリア内の展示企画
その他2展、重要な国際展示会企画に携わる。
「Europolis(ユーロポリス)1996-1998-2000」(ボローニャ)
「都市計画2001ミラノ」
“緑が都市環境の中に溶けこむ未来都市―3000年代の街―”をテーマに社会性、美観性、現実性を取り入れた。
庭園普及支援の為、「植樹と移植技術システムに関する資料」・「現代の設計企画コレクション」2冊の本が出版予定である。
また”HORTUS”(イタリア中北部:交通量20万台/日を超えるエリアに位置し約2万m2をもつ)というヨーロッパ唯一の技術研究・テスト造園を所有している。
この用地は個人邸庭園計画や公共空間計画上での技術研究とその立証を目的とし、多大な効果と評価を得ている。
<マ-ティ社 会社概要>
:所有種苗園(6ヶ所分割) 計 800,000m2(植物生産:100万種以上)
:共同設計者:建築家・環境デザイナー・造園家・特殊技術企業等 20名
:造園師・庭園技師・植木職人:60人をもつ。
1.
Piante
MATI(母体)
2.
Piante
MATI Studio(設計グループ)
3.
Giardiniera
Italiana (庭園技師・造園師グループ)
4.
Accademia Italiana del giardino
5.
Toscana Fair